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■ 2005.2.22 Tue. 夕方の新幹線で大阪へ。気温は低い日もあるが東京の日差しは少し春めいてきた。今回は大阪から仙台へと続くので、私たちは寒さに備えて厚手のものを着込んでいるのが何とも場違い。どちらからお出でですかと訊かれそうだな、と家内と話し合う。 |
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■ 2005.2.23 Wed. お昼過ぎ、服部緑地公園の大阪センチュリー交響楽団の練習所。久しぶりなので旧知の人たちと話が弾む。新しいステージマネージャーを紹介されたが、若くて非常に大柄な人。間違って足を踏んづけられたら骨が砕けてしまいそう。細やかに神経を遣って動き回ってくれている。練習開始は1時。ラフマニノフ「1番」はオーケストラも初めてだそうで、お互いに何だか落ち着かない。ベートーヴェン「アテネの廃墟」序曲もオーケストラは初めて。少々戸惑っている。 |
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■ 2005.2.24 Thu. 今日も練習開始は1時。ラフマニノフ、だんだん自分たちのものになってくる。独奏の小菅 優さんが来てベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番を練習。小菅さんの演奏を伺ったこともなかったし、お目にかかったこともないのだが、たいした問題も無く練習が進んだ。練習が終るころに雨が降り出した。美味しい筍を食べさせるという店に連れて行っていただいた。京都産だが今年はずいぶん早掘りだそうだ。 |
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■ 2005.2.25 Fri. 今日はオーケストラの都合で練習は3時から。その前に床屋に行く。ラフマニノフ、細部も充実してきた。序曲は序奏の部分が難関。協奏曲は速度を数ヶ所調整する。 |
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■ 2005.2.26 Sat. 急に気温が下がって風が強い。時々雪もちらついている。3時半、ザ・シンフォニーホールで最後の練習。練習所とホールの音響が全く違うことに日本のオーケストラは慣れてしまっているが、音楽家にこんな過酷な要求をしているのは悲しい。情けない。世界的な経済大国というのは、この国のどの部分が実感しているのだろうか。音楽会の開演は7時。寒い中をたくさんのお客様が来て下さる。序曲は緊張感に溢れ、協奏曲は独奏者がのびのびと演奏した。ラフマニノフ、オーケストラが火の玉のようになった。その熱気がお客様にも伝わってたくさんの拍手とブラヴォをいただく。終演後お目にかかったお客様の中には、このラフマニノフを聴くために東京や広島からわざわざいらした方もあって、私がほとんど知らなかったラフマニノフ「1番」を再認識。オーケストラ全体が自分たちの持っている力を全部出し尽くしてくれたような一種の達成感があるが、今後のお付き合いはここを出発点にするのだから私には既に緊張感もある。それにしてもホルンのドンナ・ドルソンは素晴らしい音楽家である。彼女がいるとオーケストラの中でホルンがどんなに大切な、どんなに頼りになる楽器であるかが判って嬉しくなる。 |
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■ 2005.2.27 Sun. お昼過ぎ大阪発、新幹線を乗り継いで仙台へ。夕食は家内の誕生日をささやかに祝った。 |
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■ 2005.2.28 Mon. 午後1時、仙台フィルの練習。200回「定期」とあって、今回は梅田俊明さんと2人で指揮をする。今日は弦楽器だけの練習。案外、時間が足りない。 |
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