■ 2005.1.1 Sat
 穏やかなお正月。曜日の並び方で休日が短いのが何だか気ぜわしい感じで残念。

■ 2005.1.2 Sun.
 午後の新幹線で帰京。たくさんの年賀状を頂いている。昨年秋、我が家にもどってきた古い柱時計のチクタクの音も、ボ〜ンボ〜ンと時を告げる鐘も、実に穏やかで柔らかく、優しく、それを聞く度に心が和む。演奏も時代と共にこのように変化しているのだろかと考えてしまう。

■ 2005.1.3 Mon
 夕方の新幹線で仙台へ。思ったほど寒くないが、しかし風が冷たい。

■ 2005.1.4 Tue.
 10時過ぎ、砂金専務、中川基行さん、梅田俊明さんと市長に新年のご挨拶に伺う。1時から電力ホールで仙台フィル今年初めての練習。「時の踊り」とか「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲とか、日常あまり演奏しないものもあって、結構時間がかかる。それにしても、こんなに音響のよくないホールで演奏するのは情けない。早く仙台にもコンサートホールが欲しい。

■ 2005.1.5 Wed.
 10時半から練習。昨日に比べると格段に音楽がこなれている。昼食休憩前、つまり午前中で練習終了。夜はいつもお世話になりっぱなし、無理なお願いばかりしている白根先生ご夫妻と食事をご一緒した。先生の楽しいお話をたくさん伺う。

■ 2005.1.6 Thu.
 3時半から最後の練習。音楽会の開演は7時。何とかニューイヤーコンサートらしく、楽しく賑やかな音楽会になったと思う。来年の曲目も、もう気になる。

■ 2005.1.7 Fri
 新幹線で盛岡へ。去年もそうだったが駅前に雪が全く無いし、そんなに寒くない。よそ者としては盛岡らしくないな、などと無責任な感想も抱いてしまう。短い練習をしてから音楽会の開演は6時半。設備も音響も素晴らしいホールで、これを仙台に持って帰りたいというのは毎年、私たちオーケストラ全員の切実な思いである。新幹線で仙台へ戻ると、もう遅い時間でレストランは閉まっているから、部屋で買っておいたおにぎりなどを食べる。

■ 2005.1.8 Sat
 新幹線で福島へ。ちょっと音響のテストをして音楽会の開演は3時。ここも響きの良いホールである。新潟の地震で被災した方たちに私たち何か出来ることはないか、とオーケストラの音楽家たちが言い出して、全員が移動するのは困難だし、演奏する場所も無いからと楽団員の中から9人が小千谷市と十日町市で演奏することにした。12月の「第9」とクリスマスコンサート、1月に入ってからの6日の仙台、昨日の盛岡、そして今日の福島と舞台からお客様に募金のご協力をお願いしたら、皆様からお預かりした金額は合計100万円を超えた。御礼の申し上げようもない。演奏後、現地に向けて出発した音楽家たちがそれを持参して新潟の災害対策本部に直接届ける手はずである。3日連続の音楽会の後で、また長距離の移動、そして演奏してきてくれる仲間たちに感謝。雪も降っているだろう、無事を祈りたい。

■ 2005.1.9 Sun.
 お昼の新幹線で帰京。夕方、久しぶりにストレッチをしてもらいに行く。