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■ 2004.4.19 Mon. 朝から湿っぽい曇り空。「ばらの騎士」組曲の新しいスコアが届いたので、今まで何十年も使っていた楽譜や全曲のスコアを見ながら細かい部分を点検する。夕方、梅田俊明さんご夫妻にお目にかかって、ゆっくりおしゃべり。帰りは雨になった。フランス外務省がイスラエル軍のランティシ氏殺害を「法を逸脱した処刑であり、国際法違反で受け入れ難い。平和をもたらすのは話し合いであって、暴力ではない」と非難する声明を発表したと夕刊にある。きっぱりと自分自身の意思を表明する政府が羨ましい。 |
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■ 2004.4.20 Tue. 夕べの雨が嘘のような好天、窓から見える新緑が眩しい。明日の練習に備えてフォーレの「レクイエム」を勉強する。私にとっては、この作品の独特な美しさは、いつも新しく思い直し、見直し、考え直さなければならない重い課題である。 |
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■ 2004.4.21 Wed. お昼過ぎの新幹線で大阪へ。6週間ぶりに床屋に行ってさっぱりしてからフロイデ合唱団の練習に行く。モーツァルトのレクイエムとフォーレのレクイエムを一晩で、という欲張った曲目。7月下旬の演奏会を思うと合唱団の人たちの意欲が素晴らしく、ずいぶん豊かな表情である。勿論まだたくさん細部を整えたり、もっと美しい響きを作ったりしなければならないが、とても楽しみである。新幹線で名古屋へ戻る。 |
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■ 2004.4.22 Thu. 気持ちの良い晴天。名古屋はなかなか念入りな掃除ができないので今日は家内と掃除機と洗剤で絨毯をきれいにした。家中がぴかぴかになったような気分。 |
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■ 2004.4.23 Fri 10時半、新学期初めての県立芸大大学院の「指揮法」。今年はベートーヴェンの「4番」。例年のように学生諸君と1年かけて楽譜をじっくりと読み直す。オーケストラ部会の後、1時からはオーケストラ。「田園」、夏田鐘甲さんの「昌慶」、「ダフニスとクロエ」第2組曲を一通りやる。こんなものが初日から、ともかく通して練習できるのだから、学生たちの合奏力はたいしたものである。夕方の新幹線で帰京。 |
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■ 2004.4.24 Sat 暑いと思うと急に冷たい風が吹いたりして、いくらなんでも気温の差が大きすぎる。人間があんまり勝手なことをしすぎるから、しょっちゅう異常気象にもなるだろう。「日本はかつて他の帝国主義と同じような戦争を起こしたわけですが、それは間違いであり、もう戦争は起こさないと誓った。これは世界に誇れる日本の財産です。・・・・・それなのに今度の自衛隊派遣には377億円という大変な税金が使われています。それはイラクのためというよりも自衛隊のために使われている。本当に人道援助をするのであれば、自衛隊に支出するお金をもっとストレートにイラクへの人道支援に使えるはず」と語るのは前レバノン大使の天木直人さん。報道機関に政府が全面退避を呼びかけざるを得ないほど危険度の高い国に、自衛隊を派遣する条件である「非戦闘地域」が今なおあると言えるのかどうか、というのが私の正直な感想だが、これはごく普通の感想でもあるだろう。実際にイラクで活動している人たちは自衛隊はNGO(非政府組織)や国連の同規模の活動の経費の50倍から100倍の費用がかかっている、という。どうしても自衛隊でなければならぬという理由は見つからないと考えるのが自然だろう。 |
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■ 2004.4.25 Sun. お昼の新幹線で仙台へ。家内と2人、一番町商店街をゆっくり歩く。エル・パーク仙台のギャラリーホールで今夜の「室内楽のたのしみ」の練習を聴く。西江辰郎さんたちのセレーノ弦楽四重奏団、コール・アングレの木立 至さん、ブラームスで共演してくださるピアニスト倉戸テルさん、皆さん慎重に細心に練習を重ねている。音楽会は6時半開演。日曜日の夜なのにたくさんのお客様が来て下さる。モーツァルトの弦楽四重奏曲ト長調「春」は30分近い大作。セレーノ弦楽四重奏団の清潔な音楽がはっきり出た。フランセのコール・アングレ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの四重奏曲は木立 至さんの名演だけではなくて、4人の素晴らしいアンサンブルが作品の魅力を存分に味わわせてくれた。ブラームス「ピアノ五重奏曲」、稀に見る充実した演奏。素晴らしい音楽会だった。秋に予定している次回会場の予約がうまく行かなくて予告ができないのが残念である。コンピューターで会場予約を受け付けることになったので現状は混乱している。 |
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