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■ 2002.3.13 Thu. 朝、眼科の診察。夜、坂本玉明氏と食事、何しろ音楽学校入学以来のお付き合い、N響では外国旅行まで一緒だったのだから話は尽きない。家内は今夜もフランス語の宿題。 |
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■ 2002.3.14 Fri. 新幹線で仙台へ。昨日の夕刊に東京・某オーケストラの演奏会の広告、特に目立つほどの大きさで「ラヴェル;ラ・メール・ロワ組曲」とある。ご丁寧に2段同文が並んでいる。私の手持ちの資料を見た限りではラヴェルにそのような題名の作品は無いから「マ・メール・ロワ」のことであろうが、他人事だと笑っているわけにはゆかぬ。題名、作曲者名、演奏者名などの外国語をカタカナで表記する時には二重にも三重にも気を配りたい。油断はできない。3時から仙台フィル、梅田俊明さん指揮の「定期」の練習を聴く。ブルックナー「5番」。タイヘンな曲だなぁ、と思う。音楽会は7時開演、梅田さんは隙が無いし、オーケストラも全力を尽くしてお客様の盛大な拍手をいただく。世の中に一種のマニアのような人たちが存在することは知っているが、私はブルックナーなら何でもありがたいという境地には、とてもなれそうにない。仙台も少しずつ春に向っている気配。 |
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■ 2002.3.15 Sat. 新幹線で帰京、昨日、練習と演奏会と2度もブルックナーを聴いたせいか、何だか自分の深いところに疲れがドロッと溜まっているようで、何をするでもなく1日を過ごした。 |
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■ 2002.3.16 Sun. ハンス・ホッターが歌うレーヴェやベートーヴェンやヴォルフを聴く。このような声、このような歌を聴くと、しみじみと音楽の素晴らしさを感じる。でも、今はもう、こういう音楽は失くなってしまった…………。「ダフニスとクロエ」を少々勉強、この豊かな色彩をどうしたら実現できるか、私への課題は重い。夜「N響アワー」で岩城さんの昔の大熱演を見る。ずいぶん肥っていたなあ、と思うが私も同じようにデブだったに違いない。ロイブナー先生とベッシュ夫人のモーツァルト「アレルヤ」は素晴らしかった。 |
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■ 2002.3.17 Mon. 新幹線で仙台へ。1時半から国際コンクール組織委員会。その後、仙台フィルの事務所の一角を借りて作曲。7時半から「ダフニスとクロエ」の合唱練習。佐藤淳一さんが丁寧な準備をしてくださっていて、予想よりはるかに練習が進んでいる。大人の合唱団、という感じがするのも嬉しい。最終の新幹線で帰京。帰宅したら夜中、12時30分に近い。どうせ遅いからとゆっくり入浴して、2人でビールを飲みながら夕食、家内がこまごまと品数をそろえてあって「ご馳走」という感じ。 |
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■ 2002.3.18 Tue. 2時から上野の「旧東京音楽学校奏楽堂」で間宮芳生審査委員長、畑中良輔氏、寺嶋陸也氏と4人で日本歌曲コンクール作曲部門の譜面審査、60曲を超える作品を丁寧に見る。2時間半ほどで投票、4人の意見に大きな違いが無くて間宮氏がゆったりと結果を出したが、応募する人たちは言葉の選び方や人間の声そのものについて、もう少し勉強してほしいと思う。 |
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